若手との裏交流
新型コロナの感染がほぼ収まっている11月〜12月、3年目までの若手社員たちと、連日「ビールを一杯」飲みながら話しています。
もちろん感染リスクはゼロではなく、人事部の私がコロナ感染するようなことがあったら、会社中に迷惑をかけてしまいますので、話すときはマスクをし、時間も最小限としています。
それでもビール会を続けているのは、今若手の声を聞かないと、社内コミュニケーションが取り返しのつかないダメージを受けそうな気がしているからです。
同業他社の人事担当者たちから、メンタル不調者が、特に若手で複数出ていると聞きました。
私の会社でも出ています。
個別に話を聞いてみると、「後フォローのない厳しい指導」や「上司の在宅勤務によって初歩的な質問ができない悩み」などで、ストレスが蓄積しています。
新入社員のそんな悩みを、2〜3年目社員が見かねてお茶に誘い励ましているようなのですが、若手社員がそんなケアをしていることすら、上の社員たちは気づいていない……。
ベテラン社員にも家族があり、誰が悪いわけでもありません。
それでも、若手社員の気持ちが今の仕事場から離れてしまったら、という焦りを感じます。
オミクロン株による感染拡大が、1月にはあると覚悟していますので、今のうちに少しでも現場の声を集めておかなくては、と思っています。